青龍会

青龍会 seiryu-e

大地を震わせるような法螺貝の音を皮切りに、荘厳な衣装に身を包んだ一行が姿を現す。清水寺開創の起源である音羽の瀧には、観音さまの化身である龍が夜ごと水を飲みに飛来するという言い伝えが残る。奥の院の祠に祀られた夜叉神と力を合わせ、ご本尊を守るという伝承だ。この龍の故事と夜叉神への畏怖から始まったのが青龍会、大群会行の行道である。 一行は法螺貝を吹く転法衆を先頭に、行道を指揮する会奉行、そして観音加持を行う夜叉神が続く。四天王が龍の前後を守護し、十六善神の神々が『南無観…』と唱えながら列を紡いでいく。ときおり雄叫びが境内に響く。 人々は観音さまの化身を見守りながら、ともに南無観と唱和し、招福を祈願する。伝説は時代を超え、今もなお清水寺に息づいている。

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  • 青龍会 seiryu-e
  • 千日詣り sennichimairi
  • 二十八部衆立像 nijuhachibushu
  • 成就院 joujuin
  • 日想観 nisokan