The FEEL KIYOMIZUDERA project presents
a new perspective and a fresh interpretation
of prayer through a variety of experimental
expressions beyond convention.

05 July 2022

Tuesday

00:00:00

29 Jun. 2022

TIME

2022.6 Sai-mon

“ 永久の時の中で、『今この一瞬をいきている』という概念を表現したい。

この世界が誕生して以来、膨らみ続けるこの宇宙と膨大な情報。そのすべては、『時間』の中に収まっています。
溢れかえった豊かさという情報群に揺らぎ、惑わされて、自らが気付かない間に見えなくなってしまいます。

今、私たちは、『豊かさ』を削ぎ落とし、本当に『大切なこと』を抽出する必要があるように思います。
それは自分自身を一度、分解し、極小から、再構築する作業です。
表面解像度を落とし、心の解像度を高め、答えを導き出すのではなく、選択肢を広げる作品を制作しました。”

柿本ケンサク

about

この度、多くの映像作品を生み出すとともに写真家としても活動している柿本ケンサク氏が当山にて新作展を開催します。

清水寺は古来から庶民に開かれた観音霊場であり、学問と芸術の交流地点でもありました。柿本ケンサク氏は、1200年の時を経て今なお存在する普遍的な祈りの場であるこの地で、時間をテーマに「今この一瞬を生きている」という概念を表現します。

本展覧会では、大宇宙を数千万年旅した光や時間を一枚のフィルムに閉じ込めた新シリーズ「TIME」や、本尊「十一面千手観音菩薩」をモチーフとする新シリーズ「KAN NON」を発表いたします。
これらの作品は、西門を舞台に制作されました。西門に注ぎ込む極楽浄土を表す夕陽を、あらかじめ撮影した写真に透かし、再び撮影することで作品を完成させています。さらに、昨年発表されたAI現像シリーズ「Time Tunnel」をさらに発展させた新シリーズ「Sky Tunnel」も発表。永久の光を閉じ込めたこれらの作品群を通して、柿本氏により新たな祈りの場を創出します。

今後、FEEL KIYOMIZUDERAにて展覧会の風景やプロジェクトアーカイブ映像を公開予定です。


TIME - Collaboration with Luke Bubb Piotr Stopniak
[会期] 2022年6月25日(土)13:00〜7月10日(日)
[開場時間]10:00~17:30(7月1日以降は18:00まで)
[展示会場] 西門、経堂、成就院
[観覧料] 無料 ※成就院のみ特別拝観料が別途必要(大人600円、小・中学生300円)
[協賛] 株式会社マツシマホールディングス、パナソニック E&C株式会社(LUMIX)、株式会社アマナ(FLAT LABO)
[協力] 一般社団法人オンザヒル、Phase One Japan、daikanyama digital imaging、Alt.VFX、〔天体画像提供〕国立天文台
*関連展示:同時期にnode hotel(京都市中京区蟷螂山町461)内にて柿本ケンサク氏の過去作品を展示しています。

Sai-mon

Kyodo Hall

Jojuin

TIME「Sombrero Galaxy M104」 © Kensaku Kakimoto 天体画像提供:国立天文台

KAN NON 「瞋怒面B」 © Kensaku Kakimoto

Sky Tunnel 「Sky Tunnel 047」 © Kensaku Kakimoto

profile

柿本ケンサク / Kensaku Kakimoto

映像作家・写真家
多くの映像作品を生み出すとともに、広告写真、アーティストポートレートなどをはじめ写真家としても活動。映像作品の多くは、言語化して表現することが不可能だと思われる被写体の熱量、周辺に漂う空気や時間が凝縮されている。虚像と実像の境界を現実のもののように表し視覚化している。被写体の人生の断片と繊細な感情が揺らぎを産みだし、圧倒的な美と力強さを感じさせる。対照的に写真作品は、演出することを放棄し、無意識に目の前にある世界の断片を撮り続ける。さらに具体を抽象化させる表現に努め、時間をテーマに作品制作を行っている。

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